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祝 宮島あゆみ先生文部科学大臣優秀教職員表彰受賞

宮島あゆみ先生が令和元年度文部科学大臣優秀教職員表彰を受けました

学校教育における教育実践等に顕著な成果を上げた教職員等を文部科学大臣が表彰する、文部科学大臣優秀教職員表彰式が1月14日に東京大学安田講堂で行われ、本校から宮島あゆみ先生が表彰を受けました。岐阜県庁への報告も済ませた宮島先生は、平成25年から「世界遺産検定」団体受検に取り組み、これまで12回の団体受検のうち、著しく好成績を収めた団体等が表彰される文部科学大臣賞5回、団体優秀賞4回受賞するなど、成果を上げています。

≪宮島先生の喜びの声≫
今回の受賞は、2013年から世界史Aの授業において「世界遺産検定」に取り組み、過去に5回の文部科学大臣賞、4回の団体優秀賞を受賞したこと、2017年からは「せかけん東濃」会場を設置して、学校外の方にも広く受検していただく機会をつくったことが評価されてのことです。
世界遺産検定は2019年12月現在38回実施されており、ユネスコが中心になって進めている事業「世界遺産」を学ぶきっかけとなっているものです。この検定を本校で取り入れた理由は、世界史を学ぶ一つの切り口にしたいというものでしたが、実際に学び始めてみると、実に多くのことを学ぶことが出来ることがわかってきました。
世界遺産を知ることは、歴史を学ぶにとどまらず、現在の世界の政治状況(国際関係や内戦、テロなど)、自然状況(地球温暖化に起因する環境の問題や、生物多様性が脅かされている現状、生物の絶滅危機など)を学ぶことになるのです。
世界史を学ぶきっかけとなれば…と始めたことが、これまでに受検してくれた生徒たちの頑張りにより、上述のように、文部科学大臣賞をいただくことにまでなり、本校にとって、学術面での大きな成果となったことは、本当にうれしいことでした。そのうえ、生徒の頑張りによるものであるにも関わらず、自分自身が表彰されるという栄誉に浴すことができ、心から生徒に感謝しています。
これからも世界遺産検定への取り組みだけではなく、SDGsに目を向け、世界遺産を通してのESD教育にも取り組んでいきたいと考えています。