一つの事に打ち込む素晴らしさを
創立以来、多くの部活動が全国大会出場、そして「日本一」に輝いています。
校技である硬式野球部は甲子園に12回出場を果たしており、プロで活躍する選手も輩出しています。2019年夏の甲子園では、ベスト4に輝き、全校生徒や地域も皆さまに大きな感動を与えてくれました。また、陸上駅伝部の全国大会2連覇や剣道部、弓道部の日本一獲得。そして、軟式野球部は、全国大会準決勝で延長50回の死闘を制しての日本一。2022年には、11回目の「日本一」を勝ち取り全国最多の優勝回数となっています。
また、個人でもソフトテニス部、ボクシング部、レスリング部、卓球部の選手が日本一を獲得しています。ソフトテニス部では、その後の競技人生でも日本代表入りを果たすなど多方面で活躍を続けています。ボクシング部からは、平成25年秋、中京高校初の在籍中のプロ選手「田中恒成」が誕生し、卒業後には世界チャンピオンに。中京初、東濃初、岐阜県初のチャンピオンとなりました。そして、記憶にも新しい東京オリンピックでは、本校教諭であり、ボクシング部監督でもある「田中亮明」が、見事に銅メダルを獲得しました。他にも、サッカー部が初の全国選手権出場を果たし、柔道部や新体操部など多くの運動部が、建学の精神のスポーツを牽引してくれています。
どの部活動も、技術力はさることながら、精神面の強化も怠ることなく、『強い選手である前に立派な高校生たれ』という意識の下で人間形成にも力を入れています。心技体が一体化した生徒・選手として、今後もさらに飛躍を遂げてくれるものと思います。本校生徒の模範者として一層の精進を期待しています。アスリートとしての礼節や品位を大切にして、情熱を持ち続け、日本のみならず世界に羽ばたく中京アスリートを目指します。