学術やスポーツの教育活動のなかで、礼儀、コミュニケーション力、思考力、判断力、協調性、表現力、生涯学習力を鍛え、地域社会に貢献できる人材を育成・輩出すること。
これらの理念の下でミッションを達成することで、自然のうちに、自身の学校に誇りを持てるようになる。
普遍的価値の追求 | 「真」「善」「美」「健」「富」という普遍的価値観を深く追求する人材 |
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礼節の追究 | 「礼節」を重んじる人材 |
個性の追求 | 「非凡な才能」を研鑽し「自分らしさ」を常に追求する人材 |
経験値の追求 | 「知識よりも経験」「論理よりも実践」を活用することのできる人材 |
当事者意識の追求 | 当事者意識に裏打された「本気」と「勇気」と持って己(おのれ)に対峙できる人材 |
地域から常に愛され応援していただきながら、全国区の活躍ができる高校でありつづけたいと考えます。顕著なところで、2019年夏の甲子園での硬式野球部の活躍が挙げられます。まさに地域の皆さんの熱い応援と一体化の中で、全国レベルの活躍をしました。このことに類する活動が他の面でも残せるように、各クラブはもちろん、各コースでの活動を続けていきたいと思います。国際コースが地道に続けている「服のチカラ・プロジェクト」や地域行事の面で注目を浴びる本校のバサラ演舞に代表される活動などが、今後も継続発展していくことを希望します。毎年生徒は新入・進級・卒業と成長しながら替わっていきますが、それぞれの活動が、伝統として常に地域に認められながら発展しつづける高校・活動であってほしいと考えております。
真剣味とは「自分と真剣に向き合う」と言う言葉に置き換えることができます。
人間は決して一人では生きていくことはできません。必ず誰かとつながりながら、その中で様々な経験を重ね成長していくものです。その成長に欠かせないのは、人とのつながりの中で自分の言動を振り返り、様々なことに気づき、次の行動へそれを生かしていくというサイクルであると本学園では考え、これを「真剣味サイクル」と呼んでいます。
この真剣味サイクルを生徒・学生一人ひとりが身に付け、今の瞬間を真剣に積み重ねていくことによって感動や意欲が生まれます。真剣味サイクルにはまず初めに、人とつながろうとする気持ちや姿勢が必要になります。すなわちコミュニケーション力です。
次に人とつながり、様々な事に挑戦し、最後までやり抜く力である行動力。
さらに、行動の中から様々な気付きを得、自分自身を見つめ振返る力、思考力が必要となります。
そして最後に、自分の力でコミュニケーションを取り、行動し、考えて行く力、セルフモチベーション力が必要になるのです。以上、コミュニケーション力、行動力、思考力、セルフモチベーション力が真剣味ある人の育成に必要な4つの力です。
したがって、安達学園の教育の最大の目的は、生徒・学生の4つの力を育み、「自ら考え、自らなすべきことを理解し、進んで行動できる」真剣味ある人の育成にあるのです。
挑戦力 考えや思いを確実に実行に移す力
貫徹力 行動に移したことを最後までやり通す力
リフレクション力 広い視野を持ち、様々な情報を取捨選択することで社会や自分の現状を把握し、課題を発見する力
計画性 課題を解決するために計画を立てる力
創造力 新しい考え方や方法を作り出す力
主体性 自ら進んで物事を行う力
まごころ力 自分自身や人間の生きる意味の尊さに気付き、その実現に向けて行動する力
4つの力 | 11の要素 | |
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思考力 | リフレクション力 | 広い視野を持ち、様々な情報を取捨選択することで社会や自分の現状を把握し、課題を発見する力 |
計画性 | 課題を解決するために計画を立てる力 | |
創造力 | 新しい考え方や方法を作り出す力 | |
行動力 | 挑戦力 | 考えや思いを確実に実行に移す力 |
貫徹力 | 行動に移したことを最後までやり通す力 | |
コミュニケーション力 | 規律性 | ルールやマナー、約束を守る力 |
傾聴力 | 他者の話に耳を傾け聴く力 | |
表現力 | 自分の考えや思いを正確に伝える力 | |
フレンドシップ力 | 他者を敬い、状況に応じて周囲と協力しようとする力 | |
セルフモチベーション力 | 主体性 | 自ら進んで物事を行う力 |
まごころ力 | 自分自身や人間の生きる意味の尊さに気付き、その実現に向けて行動する力 |